ホワイトニング
ホワイトニングについて

ホワイトニングとは?
ホワイトニングとは、歯の黄ばみやくすみを取り除き、自然で明るい白さへと導く審美歯科の一種です。
特に歯科医院で行うホワイトニングは、歯科医師の指示のもと、歯科衛生士が医療機器と専用薬剤を使用して行う「医療ホワイトニング」に分類され、安全性と効果の高さが特徴です。
加齢や食生活、喫煙、コーヒー・赤ワインなどによって歯は徐々に変色していきます。
ホワイトニングでは、これらの原因によって歯の内部に沈着した色素に働きかけ、歯そのものの色を改善します。
歯の表面を削ることなく白さを引き出せるため、歯へのダメージが少なく、美しさと健康を両立できる治療法として多くの方に選ばれています。
白く美しい歯がつくる素敵な笑顔
ホワイトニング剤を塗布することで、歯の表面の黄ばみ色素を分解して歯を漂白していきます。
歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、家で行うホームホワイトニング、オフィスとホームを両方行うデュアルホワイトニングなどの方法があります。
当院採用のWhite-cool
オフィスホワイトニング

当院では、MDT社製「White-cool(ホワイトクール)オフィスホワイトニング」システムを採用しています。
さまざまなメーカーがホワイトニング機器を開発する中で、White-coolは「しみにくく、自然で透明感のある仕上がり」にこだわった、安心で効果的なホワイトニングシステムです。
White-coolの特徴
しみにくく快適な施術
独自の光触媒技術と薬剤設計により、高濃度ながら刺激を抑えた処方を実現。
施術中の痛みや術後の知覚過敏が起きにくく、ホワイトニング初心者の方にも安心して受けていただけます。
白濁しない、自然で美しい白さ
表面だけが不自然に白くなるのではなく、歯の内部から透明感を引き出すような仕上がりが特徴です。
周囲からも「自然にキレイになったね」と気づかれるような、ナチュラルな明るさを目指せます。
術後の飲食制限なし
一般的なホワイトニングでは、術後24~48時間の「着色リスクのある食べ物の制限(コーヒー、カレーなど)」が推奨されることがありますが、White-coolでは術後の厳しい食事制限が不要です。
ナノハイドロキシアパタイト配合で
歯の表面を補修
薬剤に含まれるナノサイズのハイドロキシアパタイトが、ホワイトニングによってできた微細な表面の傷を補修。
見た目の美しさだけでなく、歯の質そのものを整えるサポートも行います。
ホワイトニングをご検討中の方へ

White-coolオフィスホワイトニングは、安全性・快適性・自然な仕上がりのバランスが非常に優れたシステムです。
「歯の黄ばみが気になる」「自然な白さを取り戻したい」「しみるのが不安」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
ホワイトニングは自信を持って笑える口元への第一歩です。
あなたに合った美しい白さを、私たちと一緒に叶えていきましょう。
ホワイトニングによって起こる可能性のある副作用について
当院では、知覚過敏が起きにくい低刺激性の薬剤を使用しておりますが、ホワイトニング後は一時的に歯がしみるように感じることがあります。特に、施術の当日~翌日までは、冷たい飲み物や寒い外気に反応して、知覚過敏が起こることがあります。通常は時間とともにおさまりますが、症状が強い場合は遠慮なくご相談ください。
どんな方におすすめですか?
ホワイトニングは「特別な人のためのもの」ではありません。加齢や食習慣で歯が黄ばむのは誰にでも起こる自然な変化。
だからこそ、多くの世代・ライフステージの方におすすめできる審美ケアです。
20代~30代:
第一印象を大切にしたいあなたへ
就職活動・結婚式・人前に立つ仕事など、「笑顔が印象を左右する」シーンが増えるこの世代。
自然で清潔感のある白い歯は、自信を後押ししてくれます。
40代~50代:
加齢による黄ばみが気になってきた方へ
年齢とともに歯の色は濃くなります。透明感を失わず、若々しい印象を取り戻したい方に最適です。
人と話す機会が多い営業職や管理職の方にも人気です。
60代以上:
美しく健康に年齢を重ねたい方へ
「もう今さら…」と思わず、ホワイトニングで自然で上品な白さを手に入れる方が増えています。
義歯や補綴前の色合わせのために受けられる方もいらっしゃいます。
当院のホワイトニング
メニューについて
ホームホワイトニング
患者さま専用のマウスピースを製作し、患者さま自身がマウスピースの中にホワイトニングジェルを入れて、家で毎日一定時間装着して漂白する方法です。

オフィスホワイトニング
歯科医院にて漂白を行う方法です。
歯の表面に高濃度の薬液を塗布し、光を照射して歯の着色成分を変化させることで黄ばみを改善する方法です。

デュアルホワイトニング
プロによるオフィスホワイトニング、ご自宅でのホームホワイトニングを併用することで、より高い効果を得られるホワイトニング方法です。

ホワイトニングの
流れについて
カウンセリングと歯面清掃
ホワイトニングについてのご説明、同意をいただけましたら、歯の表面の汚れをクリーニングしていきます。
虫歯の状況、被せ物や修復物が入っている場合は治療を優先させた方がよい場合があります。

ホワイトニング剤の塗布
薬剤が白くする以外の歯や歯ぐきにつかないように、専用の装置をつけ、防湿を行いホワイトニングを開始していきます。

LEDライトの照射
ホワイトニングをする歯全体に光を約10分間当てていきます。

ホワイトニング剤の除去
効果が済んだホワイトニング剤を丁寧に除去していきます。
※2~4の工程を2~3回行います

仕上げ
歯にAERICA(エリカ)エナジートゥースペーストを塗布し、効果を高めていきます。

ホームホワイトニングについて

ホームホワイトニングの特徴
ホームホワイトニングは、ご自宅でマウスピースと専用薬剤を使用して行うホワイトニングです。歯科医院で作製した専用のマウスピースに薬剤を注入し、一定時間装着することで、歯の内側から徐々に白くしていきます。
施術時間は毎日1日1~2時間程度、2週間ほどの継続で効果が見られることが多いです。
歯に優しく、透明感のある自然な白さが得られます。
当院採用の
ホームホワイトニング剤

当院では、世界中で高い評価を受けている米国Ultradent社製の「オパールエッセンス ホームホワイトニングジェル」を採用しています。
この製品は、日本の厚生労働省にも認可されており、安全性・効果・使用感のバランスに優れています。
歯面を乾燥させにくく、しみにくい設計も特徴のひとつです。
一般的に薬剤の濃度が高いほど効果が得られやすいです。カウンセリング時に患者様に合った薬剤をご提案させていただきます。
ホームホワイトニングの
リスク・副作用について
一時的な知覚過敏
施術期間中や直後に、冷たい飲み物・空気などに対して歯がしみるように感じることがあります。
多くは一過性で、施術を中止または頻度を調整することで軽減されます。
歯肉や口腔粘膜の刺激
マウスピースから薬剤がはみ出して歯ぐきや粘膜に触れると、軽い炎症やヒリヒリ感を感じることがあります。
ジェルの量を調整することで予防できます。
白さの個人差
効果の現れ方には個人差があります。歯の質・着色の程度・生活習慣によって、希望の白さに到達するまでの期間が異なります。
詰め物・かぶせ物には効果が出ない
ホワイトニングの効果は天然歯のみに作用します。
詰め物やかぶせ物の色は変わらないため、色のバランスに配慮が必要な場合があります。
ホームホワイトニングの流れ
カウンセリング・口腔内チェック
歯の色・状態を診査し、ホワイトニングが適応可能かを確認します。虫歯や歯周病がある場合は、先に治療を行うことがあります。

歯の型取り
患者様専用のカスタムマウスピース(トレー)を作製するため、上下の歯型を取ります。

マウスピースお渡し・使い方の説明
出来上がったトレーと薬剤をお渡しし、ご自宅での使用方法、薬剤の量、装着時間、注意点などを丁寧にご説明します。

ご自宅でホワイトニング開始
1日1回、15~20%ジェルをマウスピースに入れ、1~2時間ほど装着。これを1日1回、2週間程度継続します。

途中経過のチェック(必要に応じて)
ご希望や状態に応じて、途中経過の確認を行うことがあります色の変化や知 覚過敏の有無などをチェックします。

よくあるご質問

Q.一度の通院で思い通りの白い歯になれますか?
A.歯の色や厚み、透明感は個人差があります。そのため、ホワイトニングを1回行っただけでは、ご希望の白さに達しない場合があります。
理想の白さを目指すために、2~3回の施術を重ねていただくことをご提案する場合があります。
より効果を持続させたい方や、さらに高い白さを目指す方には、ご自宅で行う「ホームホワイトニング」との併用(デュアルホワイトニング)をおすすめすることもあります。
Q.1回ホワイトニングをすると、
どのくらいの期間効果が持続しますか?
A.効果は3ヶ月~半年ほど持続します。個人差や普段の食生活によって変化します。
ホワイトニング経験のある方は、再度ホワイトニングを行うと効果が早く得られます。
Q.ホワイトニングができない人、
できない歯はありますか?
A.以下に該当される方はオフィスホワイトニングを行うことができません。
無カタラーゼ症の方
ホワイトニング薬剤には過酸化水素が含まれます。
体内にカタラーゼという酵素がない「無カタラーゼ症」の方が使用すると、組織障害や潰瘍のリスクがあるため禁忌とされています。
妊娠中・授乳中の方
胎児や乳児への安全性が十分に確立されていないため、妊娠中や授乳中のホワイトニングは推奨されません。
施術をご希望の方は、出産・授乳後にご相談ください。
重度の歯周病や虫歯がある方
歯ぐきや歯に炎症・感染がある状態で薬剤を使用すると、痛みや刺激、悪化の可能性があります。
まずは治療を優先し、口腔内が安定してからホワイトニングを検討します。
知覚過敏が強い方
もともと冷たいものにしみるなどの知覚過敏が強く出ている方は、薬剤に反応して症状が一時的に強くなることがあります。
症状の程度に応じて対応を検討いたします。
神経がない歯・補綴物
(詰め物・かぶせ物)がある部位
ホワイトニングは天然歯(自分の歯)にのみ効果があるため、神経のない歯や、差し歯・詰め物・セラミックなどの人工歯は白くなりません。
歯全体の色のバランスを考慮する必要があります。なお、神経のない歯を漂白する方法としてインターナルブリーチという方法があります。ご相談ください。
その他の注意点
- 小児(18歳未満)の方は、エナメル質が
未成熟なため原則非推奨 - 強い嘔吐反射がある方も施術が
困難な場合があります - 喘息・アレルギー体質の方は、
事前にご相談ください